通知表の【3】が若葉受験ではあてにならない理由
入試情報通知表の【3】
若葉受験ではあてにならない理由
若葉高校の専願受験は国語・数学・英語の3教科です。
この3教科の実力アップがカギとなります。
若葉高校の受験は内申点はあまり関係ありません。
全ては入試一発勝負です。
【注意】
内申点があまり関係ないと言いましたが、欠席日数は大きな影響があります。
しかしながら、3教科に一つでも【2】があるとかなり厳しい状況です。
一学期(二学期制:前期)が終わると、多くの中学生が通知表を持ってきます。
よく見るのが「オール3」。
でも、この「3」、実は
受験の目安にはなりません。
その理由を分かりやすく説明します。
1. 「3」は決して“平均”ではない
通知表に「1」が付くことはまずありません。
実質的に「2」~「5」の4段階で評価されており、「3」はその中の下から2番目です。
-
「2」=最低レベル
-
「3」=低レベル
-
「4」=中レベル
-
「5」=高レベル
つまり、「3」は決して“ふつう”ではなく、「ちょっとできる」程度の評価です。
2. 「3」は“ゆでガエル状態”
「3」と言っても、その中身はバラバラ。
-
テストで20点台でも提出物さえ出せば「3」
-
テストで70点台でも同じく「3」
点数にかかわらず、「3」でひとくくりにされてしまいます。
これに安心していると、知らないうちに成績が落ちていても気づけない
いわば「ゆでガエル状態」になります。
【補足】
- 変化に気づかず、徐々に悪化していく状況を表す
- 危機を認識できず、手遅れになること
- 緩慢な変化に鈍感になり、対応が遅れること
- 「ぬるま湯」状態に陥り、現状維持に固執すること
- 環境変化に気づかず、対応できないこと
3. 「2」は危険なサイン
「3」が簡単に取れる一方で、「2」を取ってしまうというのはかなり深刻な状況です。
-
提出物も出していない
-
授業についていけていない
といった兆候があり、即座に対策が必要です。
何もしなければ、そのまま「2」から抜け出せません。
4. 「4」「5」はすごい。でも継続が大事
一時的に「4」「5」が取れるのは立派ですが、それだけでは受験には不十分。
-
「4」「5」は継続してこそ意味がある
-
一度「4」「5」を取れたなら、それを守り続けること
-
「4」「5」を取ることで自信がつき、他教科にも良い影響が出ます
5. 若葉高校受験では「オール3」は少し厳しいか?
通知表(内申点)も要素の一つではありますが
オール「3」では実際の合格可能性は低い傾向です。
結論:「3」で安心してはいけない
通知表の「3」は、一見「普通」に見えますが、実は低レベルの評価です。
受験で成功するためには、
-
「3」の中身をしっかり見極めること
-
「4」や「5」を目指して継続的に努力すること
が大切です。
【ポイント/まとめ】
やはり学校での「実力テスト」や「フクト」などの外部模試が重要になります。
・中学校ごとのレベルの差があること
※驚きますが、中学校ごとの差は本当に激しいです
・限りなく【2】に近い【3】のときがある
※定期テストでは【2】の点数でも提出物・授業態度などで【3】になる生徒がいる
大変すばらしいことです。
しなしながら
通知表【3】は残念ながら実力を見る指標としてはあてになりません。
国・数・英において通知表【4】は間違いなく「基礎学力」が備わている証となります。
自信をもってください。
学校での実力テスト、県模試、フクト等での偏差値の目安は【53】です。
※3教科(国・数・英)の偏差値です。
★合格確実のために【55】を目指す!
合格ラインにまだ達してなくても・・・
(夏休みまでに)
一つの目安(目標)※国数英3教科での判断
・通知表で絶対【2】を取らない
・学校の実力テストで、校内平均点を取る
・フクトなどの外部模試で偏差値【50】に近づける
夏休み前なら、まだまだ間に合いますよ!
【ひとり言】
長年、生徒を見てきていますが
合格者(高大一貫)は平均して
国数英のうち、一つ【4】があります。
(あとは「3」です。※「2」はありません)
※もちろん、オール【3】で合格した生徒もいますよ!
高校受験は間違いなく勉強の量に比例しますね!