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学習塾が授業料を公開しない理由

井上若葉塾について 学習塾が授業料を公開しない理由

当塾は【授業料】を公開しています

 

※追加の費用は一切かかりません

 

では、なぜ一般の学習塾は授業料を公開しないのでしょうか?

※学習塾の勤務経験がありますので理由がはっきりしています

 

1. 価格競争を避けたい

他塾に料金を知られると、競合他社がそれより少し安い価格を設定し、

価格競争が激化してしまうおそれがあります。

特に中小塾にとっては利益率が下がると経営が圧迫されるため、

価格を非公開にすることで競争から逃れようとします。

 

2. 「個別対応」や「オーダーメイド」の名目で料金体系が複雑

最近の学習塾では、生徒一人ひとりにカリキュラムを合わせる

「個別指導」や「カスタマイズ型授業」が増えています。

このため、「一律いくら」と言いにくく、

授業回数や教科数、時間帯などによって変動する料金体系になっています。

そのため、「詳しくはお問い合わせください」となりがちです。

 

【補足】

講習会・教材費・管理費などの別料金が多い

月謝は公開できても、「入塾金」「教材費」「テスト代」「季節講習代」などを含めると、

実質的な年間コストが複雑になるため、簡単に表示できないことも理由のひとつです。

 

3. 問い合わせを促し、営業につなげたい

料金を明示せず、「お問い合わせください」とすることで、

保護者や生徒からの連絡を誘導します。

一度連絡をもらえれば、営業担当が直接ニーズを聞き取り、

体験授業や説明会に誘導することができます。

これは成約率アップのための手段です。

 

4. 高額な授業料への心理的抵抗を軽減

料金をウェブサイトなどで見た瞬間に「高い」と感じてしまうと、

問い合わせすらしてもらえなくなる可能性があります。

そのため、最初は料金を伏せておき、「中身を聞いて納得してから提示する」ことで、

心理的なハードルを下げようとします。

 

5. 「塾のブランド力」で料金を正当化したい

特に有名な進学塾や難関校専門塾では、

料金を単純な比較対象にされたくないという意識があります。

ブランド力や合格実績で価値を伝え、

「値段ではなく内容で判断してほしい」と考えているため、

あえて料金は後出しにすることもあります。

 

まとめ

学習塾が授業料を公開しないのは、

「戦略的な理由」と「料金体系の複雑さ」の両方によるものです。

ただし、(保護者や生徒)にとっては不親切に感じる部分でもあるため、

最近は一部の塾で「基本料金のみ公開」や「シミュレーションツール」の導入が進みつつあります。

 

 

 

まとめ:料金非公開の塾を見極める5つのチェックリスト

【チェック項目内容】

・情報の透明性

・年間費用の明確さ

・教育方針と指導内容 

・子どもの反応

・強引な営業がないか

 

 

塾選びは、料金そのものよりも「費用対効果」や「子どもとの相性」が本質です。

料金非公開であっても、誠実に説明してくれる塾であれば、信頼してよい可能性があります。

 

 費用については

 月額での判断ではなく、【年間総額】で判断された方が良いです。

 

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